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09月16日-04号

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  1. 安来市議会 2021-09-16
    09月16日-04号


    取得元: 安来市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-10
    第100回定例会(令和3年・令和4年)9月定例会議         第100回安来市議会定例会(令和3年・令和4年)               9 月 定 例 会 議令和4年9月16日(金曜日)            出 席 議 員 ( 1 8 名 ) 1番 内田 卓実君      2番 湯浅 正志君      3番 三原 哲郎君 4番 清水 保生君      5番 福井加代子君      6番 岡本早智雄君 7番 原瀬 清正君      8番 飯橋 由久君      9番 岩崎  勉君 10番 三島 静夫君      11番 向田  聡君      12番 澤田 秀夫君 13番 佐々木厚子君      14番 作野 幸憲君      15番 石倉 刻夷君 16番 足立 喜信君      17番 葉田 茂美君      18番 永田 巳好君            ~~~~~~~~~~~~~~~            欠 席 議 員 ( 0 名 )            ~~~~~~~~~~~~~~~            遅参早退等議員( 0 名 )            ~~~~~~~~~~~~~~~            事  務  局  出  席  者 事務局長 前田 康博君   次  長 石原 陽介君            ~~~~~~~~~~~~~~~            説 明 の た め 出 席 し た 者 市長      田 中  武 夫君      副市長     伊 藤    徹君 教育長     秦    誠 司君      市立病院事業管理者                                水 澤  清 昭君 総務部長    大久佐  明 夫君      政策推進部長  宇 山  富 之君 市民生活部長  遠 藤  浩 人君      健康福祉部長  中 村  一 博君 建設部長    二 岡  敦 彦君      農林水産部長  細 田  孝 吉君 教育部長    原    みゆき君      消防長     青 戸  博 司君 健康福祉部参事 山 崎  泉 美君      総務課長    神 庭    弥君            ~~~~~~~~~~~~~~~            議  事  日  程(第4号)                        令和4年9月16日(金)午前10時開議第1 議第65号 安来市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について   議第68号 安来市消防団条例の一部を改正する条例制定について                              以上 総務企画委員長報告第2 議第67号 安来市鉄の歴史博物館条例の一部を改正する条例制定について   陳情第3号 養護老人ホーム鴨来荘の早期改築について                              以上 文教福祉委員長報告第3 議第66号 安来市手数料条例の一部を改正する条例制定について   議第69号 市道路線の認定について   議第70号 市道路線の変更について                              以上 地域振興委員長報告第4 議第71号 令和4年度安来市一般会計補正予算(第4号)   議第72号 令和4年度安来市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)   議第73号 令和4年度安来市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)   議第74号 令和4年度安来市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)   議第75号 令和4年度安来市電気事業特別会計補正予算(第1号)   議第76号 令和4年度安来市生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)   議第77号 令和4年度安来市水道事業特別会計補正予算(第1号)   議第78号 令和4年度安来市下水道事業特別会計補正予算(第1号)   認第 1号 令和3年度安来市一般会計決算の認定について   認第 2号 令和3年度安来市国民健康保険事業特別会計決算の認定について   認第 3号 令和3年度安来市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定について   認第 4号 令和3年度安来市介護保険事業特別会計決算の認定について   認第 5号 令和3年度安来市電気事業特別会計決算の認定について   認第 6号 令和3年度安来市生活排水処理事業特別会計決算の認定について   認第 7号 令和3年度母里財産特別会計決算の認定について   認第 8号 令和3年度井尻財産特別会計決算の認定について   認第 9号 令和3年度赤屋財産特別会計決算の認定について   認第10号 令和3年度安来市水道事業会計決算の認定について   認第11号 令和3年度安来市下水道事業会計決算の認定について   認第12号 令和3年度安来市病院事業会計決算の認定について                              以上 予算決算委員長報告第5 議第79号 令和4年度安来市一般会計補正予算(第5号)第6 同第 5号 安来市固定資産評価審査委員会委員の選任について第7 諮第 2号 人権擁護委員候補者の推薦について第8 議員の派遣について            ~~~~~~~~~~~~~~~            本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件日程第1から日程第8まで            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時0分 開議 ○議長(永田巳好君) おはようございます。 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 ○議長(永田巳好君) 日程第1、議第65号「安来市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について」及び議第68号「安来市消防団条例の一部を改正する条例制定について」の2件を一括として、総務企画委員長の報告を求めます。 岩崎勉総務企画委員長。            〔総務企画委員長 岩崎 勉君 登壇〕 ◆総務企画委員長(岩崎勉君) 去る9月1日に開議されました本会議において、本委員会に付託されました議第65号安来市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について及び議第68号安来市消防団条例の一部を改正する条例制定についての2件について、9月9日に審査を行いましたので、その結果並びに経過をご報告いたします。 初めに、審査結果については、議第65号、議第68号ともに全会一致執行部提出原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、審査の経過について主なものを申し上げます。 議第65号では、委員より、このたびの改正は大きなものとして育児休業の分割取得が2回まで可能となったこと、また1歳を超えて取得する場合の開始日の条件が緩和されたこと、さらに男性が4週間を上限として産後パパ育休が取得できることだと理解しているが、常勤職員会計年度任用職員との違いは何かとの質問に対し、執行部からは、育児休業について、常勤職員は子供が3歳までの間で取得可能であることに対し、会計年度任用職員は原則1歳までで、保育所に入所できない等の場合に最長2歳まで取得可能となるところに違いがあるとの答弁でした。 また、委員より、取得日数について、本人が申請をして管理者との合意があれば日数的には決まっていないという理解でよいかとの質問に対し、執行部からは、常勤職員だと最長3年、会計年度任用職員だと1年、もしくは条件によって2年という上限はあるが、逆に言うと下限はなく、1日だけという取り方も制度的には可能となっているとの答弁でした。 さらに、委員より、制度が充実することは良いことだと思うが、大切なのはそれがきちんと取得できる環境づくりだと考える。そのあたりの対策は万全にしていただきたいとの意見に対し、執行部からは、今年の4月から少しずつ育児休業法は改正されており、それに伴い説明責任も課されていることから、このたびの改正に合わせた管理職への制度説明等を順次行っているところである。また、対象の職員には積極的に説明を行い、取りたい人が取りやすい環境をつくるように努力をしたいとの答弁でした。 議第68号では、委員より、報酬について、県内他市の条件と比較してどうかとの質問に対し、執行部からは、他市と同等の条件となっているものと思っているとの答弁でした。 また、委員より、定数については現状に合わせた数字とのことだが、特に中山間部は仕事等で現場まで時間がかかると思われ、この人員で対応できるか心配をする。このような中で団員数を確保していくためにはどのような考えがあるのかとの質問に対し、執行部からは、引き続き消防団の方は団員の確保に努めていただくとともに、なかなか団員が招集に応じられない場合には県域を越えた分団の応援体制も構築しており、そのように対応していきたいと考えているとの答弁でした。 採決の結果、議第65号、議第68号の2件は全会一致執行部提出原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、総務企画委員長報告といたします。 ○議長(永田巳好君) 総務企画委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑は終わります。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議はありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第65号は原案のとおり可決されました。 議第68号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第68号は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 ○議長(永田巳好君) 日程第2、議第67号「安来市鉄の歴史博物館条例の一部を改正する条例制定について」及び陳情第3号「養護老人ホーム鴨来荘の早期改築について」を議題として、文教福祉委員長の報告を求めます。 飯橋由久文教福祉委員長。            〔文教福祉委員長 飯橋由久君 登壇〕 ◆文教福祉委員長飯橋由久君) それでは、文教福祉委員長報告を行います。 去る9月1日に開催された本会議において、本委員会に付託された議案及び陳情について、12日に委員会を開催し、審査をしましたので、その結果と経緯についてご報告いたします。 まず、審査の結果について、議第67号につきましては全会一致執行部提出原案のとおり可決すべきものと決しました。陳情第3号につきましても全会一致で採択とすべきものと決しました。 続いて、主な審査の経過をご報告いたします。 議第67号安来市鉄の歴史博物館条例の一部を改正する条例制定についてでは、執行部より改正の経緯や内容について説明を受け、審査を行いました。 委員からは、改正後の文言等の確認はありましたが、特に異論もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 陳情第3号陳情書養護老人ホーム鴨来荘の早期改築についてでは、まず現地で土地の確認を行い、指定管理者より養護老人ホーム鴨来荘の入居者の支援状況及び管理運営状況を説明いただきました。 審査においては、委員より、現地を視察し、2階建ての建物であればそれなりのものができると確認できた。また、医師の配置や設備の共有等、隣接したところにできる様々なメリットを伺い、早く進めていただきたいと考えるとの意見や、現在入所者の方がベッドで6畳2人部屋だとかなり窮屈な思いをされている。加えて、トラブルも発生しているというような事象があれば、早急にこれを進めていかなければならないなどの意見がありました。 採決の結果、全会一致で採択とすべきものと決し、あわせて執行部にこの案件の経過並びに結果の報告を求めることと決しました。 陳情第3号については本委員会の総意として執行部の迅速な対応を切望し、文教福祉委員長報告といたします。 ○議長(永田巳好君) 文教福祉委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより順次討論及び採決を行います。 議第67号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議はありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第67号は原案のとおり可決されました。 陳情第3号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。あわせて執行部に対し、経過並びに結果の報告を求めるものであります。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、陳情第3号は採択と決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3
    ○議長(永田巳好君) 日程第3、議第66号「安来市手数料条例の一部を改正する条例制定について」及び議第69号「市道路線の認定について」並びに議第70号「市道路線の変更について」の3件を一括議題として、地域振興委員長の報告を求めます。 岡本早智雄地域振興委員長。            〔地域振興委員長 岡本早智雄君 登壇〕 ◆地域振興委員長岡本早智雄君) それでは、地域振興委員長報告を行います。 去る9月1日に開議された本会議において、本委員会に付託されました3件の議案について、8日に地域振興委員会を開催し審査を行いましたので、その結果と経過について報告いたします。 まず、審査結果については、議第66号安来市手数料条例の一部を改正する条例制定について、議第69号市道路線の認定について及び議第70号市道路線の変更について、いずれも全会一致執行部提出原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、審査の経過について報告いたします。 議第66号では法令用語の確認、議第69号及び議第70号では路線の位置の確認等はありましたが、特に異論等はございませんでした。 以上、地域振興委員長報告といたします。 ○議長(永田巳好君) 地域振興委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより順次討論及び採決を行います。 議第66号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長報告原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第66号は原案のとおり可決されました。 議第69号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第69号は原案のとおり可決されました。 議第70号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第70号は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 ○議長(永田巳好君) 日程第4、議第71号「令和4年度安来市一般会計補正予算(第4号)」、議第72号「令和4年度安来市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」、議第73号「令和4年度安来市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」、議第74号「令和4年度安来市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」、議第75号「令和4年度安来市電気事業特別会計補正予算(第1号)」、議第76号「令和4年度安来市生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)」、議第77号「令和4年度安来市水道事業会計補正予算(第1号)」、議第78号「令和4年度安来市下水道事業会計補正予算(第1号)」、認第1号「令和3年度安来市一般会計決算の認定について」、認第2号「令和3年度安来市国民健康保険事業特別会計決算の認定について」、認第3号「令和3年度安来市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定について」、認第4号「令和3年度安来市介護保険事業特別会計決算の認定について」、認第5号「令和3年度安来市電気事業特別会計決算の認定について」、認第6号「令和3年度安来市生活排水処理事業特別会計決算の認定について」、認第7号「令和3年度母里財産特別会計決算の認定について」、認第8号「令和3年度井尻財産特別会計決算の認定について」、認第9号「令和3年度赤屋財産特別会計決算の認定について」、認第10号「令和3年度安来市水道事業会計決算の認定について」、認第11号「令和3年度安来市下水道事業会計決算の認定について」、認第12号「令和3年度安来市病院事業会計決算の認定について」、以上、20件を一括議題として、予算決算委員長の報告を求めます。 原瀬清正予算決算委員長。            〔予算決算委員長 原瀬清正君 登壇〕 ◆予算決算委員長原瀬清正君) それでは、予算決算委員長報告をいたします。 去る9月1日に開議されました本会議において、予算決算委員会に付託された8件の令和4年度各会計補正予算及び12件の令和3年度各会計決算の認定について、審査を重ねた経過の主な部分と結果並びに令和3年度決算についての指摘事項及び審査意見の報告をいたします。 初めに、9月7日に開催された前期全体会では、議第71号令和4年度安来市一般会計補正予算(第4号)について、執行部より歳入歳出補足説明を受け、審査を行いました。 6款農林水産業費のうち、園芸施設整備事業費交付金事業について、委員より、施設整備することで売上げはどの程度見込まれるのかとの質問に対し、執行部からは、今年度の売上げは約2,300万円、事業完了後は約9,800万円を見込んでおり、約7,500万円の増収の見込みであることを確認しているとの答弁でした。 また、委員より、全額が国庫支出金であるが、最後の決算まで担当課において計画的に確認を行っているかとの質問に対し、執行部からは、国事業、県事業にかかわらず当初計画が数年後に達成できるという見込みの中で毎年の収支状況や経営状況の確認を行っており、今後も関係機関と連携をして進めていく考えであるとの答弁でした。 8款土木費のうち、道路環境整備事業について、委員より、今回の事業では道路の沈下原因を把握して再度沈下しないような整備をするということかとの質問に対し、執行部からは、沈下の主な原因は下水道の埋設工事に起因するものではないかと判断しており、沈下を全くなくすということは難しいとは思うが、舗装の打ち替え等を行い、平たん性を保っていこうと思っているとの答弁でした。 10款教育費のうち、スクールバス運行事業について、委員より、ほぼ同じ時期に布部小学校にもスクールバスが入っており同じような距離を走っていると思うが、同様の故障等の心配はないか、また購入に際しての補助はないかという質問に対し、執行部からは、確かに同時期の購入であり走行距離もかなりの距離になっているため、随時点検をしながら状況によっては今後購入を検討していく必要があると思っている。また、補助についてはないとの答弁でした。 続いて、議第72号から議第76号までの令和4年度各特別会計補正予算及び議第77号から議第78号までの令和4年度各企業会計補正予算について、執行部より、歳入歳出補足説明を受け審査を行い、委員からは、数件の確認がありましたが、いずれも本補正予算審議に影響する内容ではありませんでした。 議案総括審査では特に意見、質問等はなく、採決では議第71号から議第78号の8件全ての議案について、全会一致執行部提出原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、令和3年度決算審査に際し、代表監査委員の意見をお聞きした後、一般会計総括説明等を受けました。その中で、委員より、実質収支が今回9億2,000万円余であるが、例年だと5億円程度だと記憶している。歳入は予算内で収まっていることから不用額が実質収支になっているように見えるが、例年と違う部分は何かとの質問に対し、執行部からは、歳入は予算と同程度となっているが、特別交付税において新たに不採算地区の中核病院の部分が加算されたことなどによるものが2億5,000万円程度、また新型コロナウイルスワクチン接種国庫補助金など事業決算以上に歳入されたものが1億5,000万円程度あったことが要因である。実質収支からそれらを除くと5億円程度となり、例年の規模と考えているとの答弁でした。 また、委員より、市民税の法人分が上がるように取り組んでいただきたいとの意見に対し、執行部からは、コロナ等で厳しい状況ではあるが、やはり税収を増やしていく努力が必要で、特に製造業を含めて新たな設備投資をしていただくような企業誘致は大事だと思っており、そこはしっかり工夫して取り組んでいきたいとの答弁でした。 次に、9月8日に開催された地域振興分科会では、6款農林水産業費安来農林振興協議会負担金について、委員より、当初予算額と比べて決算額が減った理由はとの質問に対し、執行部からは、コロナの影響で安来市農林業祭等、事業を中止したためとの答弁でした。 また、就農定住パッケージ事業で、委員より、2,600万円もの減額はなぜかとの質問に対し、執行部からは、就農住宅1棟の建設を計画していたが、建築資材の高騰により当初の設計額の範囲内でできない状況になったことから、令和4年度の当初予算で再計上したとの答弁でした。 11款災害復旧費道路橋梁災害復旧費では、委員より、昨年の7月、8月豪雨による被害は数字的に何割復旧しているのかとの質問に対し、執行部からは、安来インター工業団地事業費割合が大きいため事業費ベースでは71%だが、被災箇所数では273件のうち3件残っている状況であるとの答弁でした。 次に、9月9日に開催された総務企画分科会では、2款総務費移動通信用鉄塔整備事業について、委員より、このたびの整備により受益を受けたのは何世帯かとの質問に対し、執行部からは、今回整備した地域では2世帯3名であった。ただし、この事業は令和2年度より採択の要件が改正され、受益を受ける世帯数から県道や国道などの道路の交通量が基準となった。この地域では1日約620台の交通量があることから、その方々も受益を受けられたと思っているとの答弁でした。 2款総務費のふるさと寄附推進事業について、委員より、寄附金額が減少したことは様々な理由もあり仕方のない面もあるが、全国的には増えているので知恵を絞っていただきたいがどうかとの質問に対し、執行部からは、全国的には令和2年度は6,724億円だったものが令和3年度は8,302億円と伸びている中で、安来市は1億円強減らしている。大きな要因としては、一昨年度まで返礼品の人気となっていたズワイガニが昨年11月から仕入れ単価の関係で値上げとなり、さらに年末にかけてコロナの影響により輸入が滞ったことで一時品切れになるなどしたことが大きいと分析している。寄附金額が減るということは今後の財政運営に大きく影響するものと思っており、大きく伸びることは難しいかもしれないが、維持、微増ができるように事業を進めていきたいと考えている。また、今年度から企業版ふるさと納税についても力を入れており、トータルで財源確保ができるように取り組んでいきたいとの答弁でした。 次に、9月12日に開催された文教福祉分科会では、4款衛生費の医師・看護師等確保対策事業について、委員より、令和3年度は看護学生3名、薬学生1名であった。医師確保という意味での事業としては、やはり本当に力を入れていかないといけない。令和3年度の状況を伺うとの質問に対し、執行部からは、特に医師については久しく希望者がいない。高校へパンフレットを配ったり、訪問して説明をしたりしているが、ここ2年はコロナ禍で積極的にはできていない。現在、県が高校生よりも中学生に人材育成も含め力を入れていくという意向であり、今後は市としても高校生はもとより中学生に向けても医師を目指す人材を望んでいるところであるとの答弁でした。 さらに、委員より、医師について、安来市は勤めるところが極めて限定的である。安来市内で医師を確保したいのであれば、病院の開業支援を行うのが確保のためになるのではないかとの質問に対し、執行部からは、今後、医師の確保が難しくなっているという現状もある。どういった施策がいいのかは並行して考えていかなければならないとの答弁がありました。 10款教育費のスクールソーシャルワーカー活用事業について、委員より、実際に不登校の生徒数は小学校、中学校でどれぐらいあるのかとの質問に対し、執行部からは、令和3年度は残念ながら小・中とも大幅に増加をしている。小学校が31名、中学校では54名であり、過去の統計としては一番多い数字ということになるとの答弁がありました。 さらに、委員より、今後どういうやり方で子供たちを学校へ返していくのかとの質問に対し、執行部からは、子供たちの状況について、以前は集団になじめずに対人関係が苦手でという子が多かったのが、近年の傾向として特性を持つ子やメディア依存による昼夜逆転している子が多くなった。また、無理に学校に通わなくてもという考えの保護者も増えてきている。学校としてはこれまでの対応とともに、不登校の子の学びの保障をしっかりするために、まずはタブレット端末を活用して学校の授業の様子を配信し、家庭で学習ができるような環境を整え、登校につなげる取組を昨年度から行っており、少しずつ増えてきている。一つの効果的な取組であると委員会としても期待をしているところであるとの答弁でした。 認第12号令和3年度安来市病院事業会計決算の認定についてに関して、委員より、資金不足が発生し経営改善ができないという状況がこれからも続くと思えるが、どう考えているのかとの質問に対し、執行部からは、経営面ということだけではなく、市内の医療をどうするかということの中で、既存の市内にある医療施設、あるいは機関、さらには資金の関係も含めてどのような形にしていくのかについて抜本的な解決が必要だと考える。その検討は引き続き行っており、追って示させていただき、議論させていただければと考えているとの答弁がありました。 次に、9月14日に開催された後期全体会では、各分科会の委員長報告を行い、特に質疑はありませんでした。 議案総括審査では、委員より、認第1号、認第2号、認第3号、認第4号、認第6号、認第11号、認第12号に対し反対である意思表示がありました。 採決では、認第5号、認第7号、認第8号、認第9号、認第10号の5件は、全会一致執行部提出原案のとおり認定すべきものと決しました。 反対である旨の発言があった議案については、起立による採決を行い、認第1号、認第2号、認第3号、認第4号、認第6号、認第11号、認第12号の7件は、賛成多数により執行部提出原案のとおり認定すべきものと決しました。 そして、後期全体会において委員長報告の作成について一任を受け、令和3年度決算審査を通じた最終的な指摘事項並びに審査意見をまとめました。 以下、指摘事項並びに審査意見を申し上げます。 1、財政運営について。令和3年度の一般会計の決算の状況は、歳入総額280億300万円余で前年度比6.88%の減、歳出総額269億8,500万円余で前年度比8.76%の減となり、形式収支は10億1,800万円余であり、実質収支は9億2,100万円余であった。財政指標では、地方債現在高比率、実質公債費比率、経常収支比率とも前年度より改善が見られたが、基金現在高は前年度より1億8,500万円余の減少となっている。財政運営については、令和3年度も2億5,800万円余の市債の繰上償還が行われ、財政調整基金には4億5,000万円が積立てされており、財政の健全化に向けた取組が進められていることは評価できる。財政健全化は喫緊の課題であり、確実に改善を図っていかなければならないが、引き続き市民ニーズに合致した事業の維持向上と人口減少対策やライフライン等についての有効な事業も展開し、将来を見据えた持続可能な財政基盤の構築に努めていただきたい。 2、市有財産の管理について。公共施設等総合管理計画において、計画最終年度である令和28年度の削減目標面積25%に対し、今年度末の削減面積は約3.9%ということであった。令和3年度に安来市公共施設利活用推進会議が設置され、方向性の検討や課題のある施設について議論を進められていることから、今後もより一層議論を重ね、計画目標の達成に向けてさらなる施設総量の削減、適正化を図られたい。 3、収入未済額について。健全な財政運営には、自主財源である税収の確保と税負担の公平性の確保が不可欠である。収納率が年々改善されている点は評価をしており、今後も市税、国保税の滞納が減少するよう努められたい。 4、新型コロナウイルス対策事業について。新型コロナウイルス感染症についてはいまだ終息が見えてこない状況にあることから、引き続き柔軟かつ速やかな対応が求められており、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業についても、市民や事業者のニーズなどを的確に踏まえた対策事業の展開となるよう努められたい。 以上、審査意見及び指摘事項を申し上げました。 市税収の減少などにより今後も財政は厳しい状況が続くと想定されますが、安来市の将来を見据えた持続可能な行財政運営に努められるよう要請し、予算決算委員長報告といたします。 ○議長(永田巳好君) 予算決算委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより順次討論及び採決を行います。 議第71号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第71号は原案のとおり可決されました。 議第72号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第72号は原案のとおり可決されました。 議第73号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第73号は原案のとおり可決されました。 議第74号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第74号は原案のとおり可決されました。 議第75号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第75号は原案のとおり可決されました。 議第76号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第76号は原案のとおり可決されました。 議第77号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第77号は原案のとおり可決されました。 議第78号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第78号は原案のとおり可決されました。 これより認第1号から認第12号までの12件の決算の認定に対し一括して討論を行います。 討論はありませんか。 11番向田聡議員。            〔11番 向田 聡君 登壇〕 ◆11番(向田聡君) 日本共産党の向田聡です。 認第1号令和3年度安来市一般会計決算の認定について、認第2号令和3年度安来市国民健康保険事業特別会計決算の認定について、認第3号令和3年度安来市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定について、認第4号令和3年度安来市介護保険事業特別会計決算の認定について、認第6号令和3年度安来市生活排水処理事業特別会計決算の認定について、認第11号令和3年度安来市下水道事業会計決算の認定について、認第12号令和3年度安来市病院事業会計決算について可決とした委員長報告に対し、反対の討論を行います。 まず、認第1号令和3年度安来市一般会計決算の認定についてであります。 地方自治体の役割は住民の福祉の増進であり、住民の暮らし、健康を守り、生活の安心・安全を確保することです。令和3年度は新型コロナ感染症が日本で流行し、2年目の年度となりました。その間、幾度も感染の波が訪れ、市民は不安の中での生活を余儀なくされました。そういう中で住民の福祉の増進という観点、また市民の暮らしの実態、実感に照らして有効な施策であったかという観点で、5点にわたり意見を述べます。 第1に、マイナンバー制度です。 もともと税、社会保障、災害対策で効率的に情報を管理するためのものでしたが、保険証や口座登録をはじめ、今後さらにあらゆる個人情報のひもづけが検討されています。利便性ばかりが強調されておりますが、個人情報保護の観点が弱く、情報漏えいのリスクを懸念する声はたくさんあります。マイナンバーカードの交付も令和3年度末で45.58%と、半数に達していません。デジタルディバイドにも配慮した、カードを所持していなくても行政手続に困らないようにすべきであります。 第2に、農業振興問題です。 農業は安来市の基幹産業です。耕作放棄地が増えるなど、農地の荒廃が進んでいます。自然環境の保全や洪水防止、水源の涵養など、優れた機能を備えている農地の整備は重要であり、今取り組んでいる中山間地域等直接支払事業や多面的機能支援事業など、さらに推進を図ったり、小規模農家への支援強化も図るべきであります。また、鳥獣被害対策にも、より積極的な施策が望まれます。 第3に、教育関係です。 教育施設の整備としてトイレの洋式化が望まれて久しいわけですが、全国では令和2年度数値で57%の洋式化率になっています。安来市は3年度末34.8%です。令和12年度に50%という目標を掲げておられますが、12年度と言わず、速やかに50%以上を目指し整備すべきです。 不登校が増えている傾向があると報告がありました。今後、個別対応や丁寧な支援がますます望まれるところです。全ての児童・生徒に目の届く、そして支援ができるマンパワーの体制を取るためにも、支援員の増員をしていくべきであります。 第4は、減災・防災対策です。 昨年の7、8月の豪雨災害によって、土木費や災害復旧費など、補正予算を組みながらの対応となりました。今日の災害の多発化や大規模化等により、減災・防災対策はますます重要になってきております。減災・防災費を増額し、河川のしゅんせつ、樹木の伐採、身近な生活道路や橋梁などの整備、土砂災害への対応など、身近な生活に密着した、そして計画的な整備を進めていくべきです。 第5は、原発の問題です。 安来市は島根原発2号機再稼働を容認しました。また、岸田首相は再稼働を加速し、来年夏にも島根原発2号機を含む7基を順次再稼働させることも表明しました。しかし、まだ全ての審査は終わっておらず、規制委員会もスケジュールは示していません。大事故の教訓を忘れ、新たな安全神話を作り出す原発回帰の逆流は許せません。原発を一刻も早くなくすことと再生可能エネルギー促進の事業を拡大していくべきです。以上の観点から、反対をいたします。 次に、認第2号令和3年度安来市国民健康保険事業特別会計決算の認定です。 国保加入者には年金受給者や自営業者やフリーランス、非正規雇用など多くの方が加入されています。コロナ感染症が続く中、生活も苦しい状態が続いております。国保税滞納件数も376件あり、資格証明書発行も令和2年度22件より増え、41件になっています。受診控えにならぬよう、誰もが安心して医療にかかれるように資格証明書を後期高齢者医療と同じように廃止し、高過ぎる国保税を引き下げるためにも、国保負担金の増額など、国、県に働きかけるべきです。 次に、認第3号令和3年度安来市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定についてです。 後期高齢者は年金生活者が大半で、医療にも定期的にかからなければならないし、生活を切り詰めながら暮らさなければならないと厳しい現実を訴えられる方が多くおられます。保険料滞納件数も令和2年度の39件から54件に増えており、しかもそのうち経済的困窮は45件となっています。後期高齢者が医療費の心配なく安心して医療が受けられるようにするべきです。そのためにも、75歳で区切った医療制度は改めるべきです。 次に、認第4号令和3年度安来市介護保険事業特別会計決算の認定についてです。 介護保険料や使用料の負担が重い、負担軽減を望む声は大変多くあります。また、必要とする介護を控えたり、あるいは受けられないなどの声も聞きます。介護保険制度が始まって以来、保険料は2倍以上も上がっており、3年度の滞納者は175名です。 また、介護労働者もコロナ禍が続く中での厳しい勤務が続いており、それに見合う賃金など、さらなる処遇改善や事業所への財政的な支援など、市独自の支援策も強化していくべきです。 認第6号令和3年度安来市生活排水処理事業特別会計決算の認定についてです。 本決算は、生活排水利用料金の10%値上げによる決算です。それによって1,400万円の増収はありましたが、コロナ禍、諸物価高騰、消費税の負担も含め、市民負担が増えている中で滞納金額710万円、滞納件数1,052件発生しています。したがって、この予算には賛成できません。 認第11号令和3年度安来市下水道事業会計決算の認定についてです。 本決算は、下水道料金の10%値上げによる決算です。それによって3,600万円の増収がありましたが、コロナ禍、諸物価高騰、消費税の負担も含め市民負担が増えている中で、滞納金1,560万円、滞納件数3,231件発生しております。したがって、生活排水処理事業会計と同様に、この決算には賛成できません。 最後に、認第12号令和3年度安来市病院事業会計決算についてです。 新型コロナ感染症対応に力を注ぎ、PCR検査やワクチン接種、患者受入れをはじめ感染防止対策など、本当に昼夜を分かたず奮闘していただいたことに感謝を申し上げます。また、そうした中での経営改善に努めてこられた結果、訪問看護や在宅診療も進められ、経常利益が20年ぶりに黒字化されたことに対しては敬意を表したいと思います。ただ、コロナ禍の中での医療の大切さ、命の最後のとりでとしての病院の役割が見直されてきた中で、医師等医療スタッフの献身的な努力だけでは限界があり、長く働いてもらうためにも賃金を含めた勤務条件の改善は重要です。しかしながら、一病院だけの努力では限界があります。国に対し診療報酬の大幅な改善など、公立病院の医療体制の充実を求めていくべきです。 また、市民が安心して市立病院にかかれるようにするためには差額ベッド代はなくしていくべきということも付け加えます。 以上7件についての反対討論を終わります。 ○議長(永田巳好君) 11番向田議員に申し上げます。 決算認定に原発再稼働は、認定の項目にありません。討論内容から除外をしてください。指摘いたしておきます。 ほかに討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認めます。 これより順次採決いたします。 初めに、認第1号について採決いたします。 本件については反対の討論がありましたので、ボタンにより採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いいたします。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(永田巳好君) 賛成多数であります。よって、認第1号は原案のとおり認定されました。 続いて、認第2号について採決いたします。 本件については反対の討論がありましたので、ボタンにより採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いいたします。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(永田巳好君) 賛成多数であります。よって、認第2号は原案のとおり認定されました。 続いて、認第3号について採決いたします。 本件について反対の討論がありましたので、ボタンにより採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いいたします。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(永田巳好君) 賛成多数であります。よって、認第3号は原案のとおり認定されました。 続いて、認第4号について採決いたします。 本件については反対の討論がありましたので、ボタンにより採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いいたします。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(永田巳好君) 賛成多数であります。よって、認第4号は原案のとおり認定されました。 続いて、認第5号について採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、認第5号は原案のとおり認定されました。 続いて、認第6号について採決いたします。 本件については反対の討論がありましたので、ボタンにより採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いいたします。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(永田巳好君) 賛成多数であります。よって、認第6号は原案のとおり認定されました。 続いて、認第7号について採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、認第7号は原案のとおり認定されました。 続いて、認第8号について採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、認第8号は原案のとおり認定されました。 続いて、認第9号について採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、認第9号は原案のとおり認定されました。 続いて、認第10号について採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、認第10号は原案のとおり認定されました。 続いて、認第11号について採決いたします。 本件については反対の討論がありましたので、ボタンにより採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いいたします。 議員は採決を終了いたしてください。            〔賛成者多数〕 ○議長(永田巳好君) 賛成多数であります。よって、認第11号は原案のとおり認定されました。 続いて、認第12号について採決いたします。 本件については反対の討論がありましたので、ボタンにより採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いします。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(永田巳好君) 賛成多数であります。よって、認第12号は原案のとおり認定されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 ○議長(永田巳好君) これより日程第5、議第79号「令和4年度安来市一般会計補正予算(第5号)」を議題として、執行部より説明を求めます。 大久佐総務部長。            〔総務部長 大久佐明夫君 登壇〕 ◎総務部長(大久佐明夫君) それでは、本日お配りさせていただきました議案その2、予算関係つづり、令和4年度補正予算の1ページをお願いいたします。 議第79号令和4年度安来市一般会計補正予算(第5号)についてご説明いたします。 このたびの補正は、オミクロン株に対応した新型コロナウイルスワクチン接種事業に関する経費を計上したものであります。 第1条、歳入歳出予算の補正ですが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ1億3,200万円を追加し、予算の総額を260億900万円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び金額につきましては、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 それでは、事業内容について説明させていただきますので、説明資料1ページをお願いいたします。 4款1項新型コロナウイルスワクチン接種事業でございます。 1の事業概要でございますが、新型コロナウイルスワクチン接種事業においてオミクロン株対応ワクチンが予防接種法に基づく予防接種に位置づけられました。今後、速やかに、かつ円滑に接種を開始するため、接種体制の確保を行うものでございます。 2の事業費及び財源内訳でございます。 事業費は1億2,400万円で、財源は全て国庫補助金でございます。 3の事業内容でございます。 (1)接種対象者は、初回接種──これは1回目と2回目を完了した方でございます──を完了した全ての住民で約2万9,300人を想定しています。 (2)の事業費積算根拠は、需用費、役務費、委託料で、詳細は記載のとおりでございます。 2ページをお願いいたします。 (3)接種スケジュールでございます。 現在、接種体制の調整を行っています。接種開始は10月上旬として準備を進めるものでございます。 次に、説明資料3ページをお願いいたします。 7款1項新型コロナワクチン接種者輸送事業でございます。 1の事業概要でございますが、オミクロン株対応の新型コロナワクチン接種に当たり、これまでと同様、接種会場への移動手段を持たない65歳以上の高齢者を対象にタクシー輸送を行うものでございます。 2の事業費及び財源内訳でございます。 事業費は800万円で、財源は一般財源でございます。 3の事業内容でございます。 事業費積算根拠は、委託料、印刷製本費で、詳細は記載のとおりでございます。 次の事業期間は、令和4年10月の接種開始から令和5年3月でございます。 以上、議第79号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑は終わります。 本件については、安来市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、本件については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論及び採決を行います。 議第79号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第79号は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 ○議長(永田巳好君) 日程第6、同第5号「安来市固定資産評価審査委員会委員の選任について」を議題として、執行部より説明を求めます。 田中市長。            〔市長 田中武夫君 登壇〕 ◎市長(田中武夫君) おはようございます。 そうしますと、議案つづりその2、1ページをお開きください。 同第5号安来市固定資産評価審査委員会委員の選任について。 安来市固定資産評価審査委員会委員は、令和4年11月8日に任期が満了するため、次の者を選任したいので、地方税法第423条第3項の規定に基づき、議会の同意をお願いするのであります。 その人は、住所が●●●●●●●●●●●●、氏名は坂田博、生年月日は●●●●●●●●であります。次の者は、住所が●●●●●●●●●●●、氏名は古志野斎、生年月日は●●●●●●●●であります。次の者は、住所が●●●●●●●●●●、氏名は遠藤彰治、生年月日は●●●●●●●●であります。任期は、いずれも令和4年11月9日から令和7年11月8日であります。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 お諮りいたします。 本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。 本件につきましては原案のとおり同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、同意第5号につきましては原案のとおり同意することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 ○議長(永田巳好君) 日程第7、諮第2号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題として、執行部より説明を求めます。 田中市長。            〔市長 田中武夫君 登壇〕 ◎市長(田中武夫君) 続きまして、議案つづりその2、2ページをお開きください。 諮第2号人権擁護委員候補者の推薦について。 人権擁護委員三輪郁夫が令和4年6月30日で辞任したことに伴い、次の者を候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。 その人は、住所が●●●●●●●●●●●●●、氏名は高橋節子、生年月日は●●●●●●●●であります。任期は、令和5年1月1日から令和7年12月31日であります。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 お諮りいたします。 本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。 本件につきましては、原案による方を適任と認めることにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、諮第2号につきましては原案のとおりによる方を適任と認めることに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 ○議長(永田巳好君) 日程第8、議員の派遣についてを議題といたします。 本件は地方自治法第100条第13項及び安来市議会会議規則第165条の規定に基づく議員の派遣であります。 お諮りいたします。 議員の派遣についてお手元に配付のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、記載のとおり決定されました。 以上で本日の日程を全て終了いたしました。 散会に当たって、市長より発言の申出がありますので、これを許可いたします。 田中市長。            〔市長 田中武夫君 登壇〕 ◎市長(田中武夫君) 散会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。 去る9月1日から本日まで第100回市議会定例会9月定例会議におきまして、ご提案いたしました諸議案につきまして慎重なご審議を賜りご決議いただきましたこと、誠にありがとうございました。議決いただきました議案につきましては、迅速かつ適正に執行してまいりますので、議員各位のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。 なお、今議会におきまして令和3年度の決算について認定いただきました。安来市の財政状況につきましては、内部経費の見直しや市債の繰上償還、財政調整基金の積み戻しなどにより各種財政指標の改善が見られるなど、行財政改革の取組が一定の成果として表れておりますが、依然厳しい状況にあることは変わりません。改革の取組が後戻りすることのないよう、財政規律と健全性の確保、そして市民サービスの維持向上を念頭に置き、引き続き持続可能な行財政運営に努めてまいります。 また、これから取りかかります次年度の予算編成につきましても、このような考え方の下、取り組んでまいる所存であります。 次に、物価高騰に対する政府の支援策についてであります。 コロナ禍における原油価格や電気、ガス料金の上昇、食料品の値上げなど、物価高騰の影響を受けておられます生活者や事業者に対する支援策として、政府は、9月9日に住民税非課税世帯への1世帯当たり5万円の給付や新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の増額を行うことなどを示されました。 市といたしましても、今後の国の動向を注視し、速やかに予算編成などに対応できるよう準備を進めてまいります。準備ができ次第、市議会の皆様にお諮りいたしますので、よろしくお願いいたします。 次に、新型コロナウイルスのワクチン接種についてであります。 本日、補正予算の追加分として提案し議決いただきましたオミクロン株対応ワクチンの追加接種につきましては、10月上旬から対象となります方々への接種の準備を順次進めてまいります。ワクチン接種が適切に実施されるよう、市民の皆様への丁寧な周知と医師会など関係機関との連携を十分に図ってまいります。 次に、台風14号についてであります。 気象庁の発表によりますと、9月14日に発生した台風14号は明日からの3連休中に中国地方に接近するおそれがあると予測されております。市といたしましては、この後台風接近に伴う対応について協議を行う予定としておりますが、台風の今後の進路等、気象情報に注視し、状況に応じて適切に対応できるよう万全を期してまいります。 結びになりますが、議員各位におかれましては、時節柄くれぐれもご健康にはご留意されますとともに、今後ますますの活躍とご健勝を祈念申し上げ、散会の挨拶といたします。ありがとうございました。 ○議長(永田巳好君) 以上で第100回安来市議会定例会9月定例会議を終了して散会いたします。 第101回安来市議会定例会の開会会議は11月8日開会の予定でございます。 本日はご苦労さまでした。            午前11時19分 散会 以上、会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため署名する。                            令和  年  月  日     安来市議会議長     安来市議会議員     安来市議会議員...